田舎の夏の風物詩の一つである鮎取りのヒッカケ

私の家は田舎ですが、1キロメートル程、離れたところに一級河川が流れています。私は、小学生の頃から、夏休みになるとその川で泳いできました。学校も許可を与えていて、午後1時から3時までを水泳の時間に充てていました。
 その川はとても透明で、鮎やフナ、ウグイ、うなぎ等の淡水魚がたくさん泳いでいました。中学生の頃になると、子供たちは竹竿を使って、ヒッカケと言う鮎取りの漁法をよくしていました。私もそのヒッカケの虜になり、夏休みになると毎日、川でヒッカケをして鮎を取っていました。高校時代も、受験勉強そっちのけで鮎取りばかりしていました。
 そのヒッカケと言う漁法は、ヒッカケ用の針にゴム糸を結び、竹竿の先端に針の元を刺しておいて、水の中に入れ,水中眼鏡で鮎を見ながら、鮎が近寄ってきたときに、ヒッカケると言う漁法であります。多い時は、2時間で30匹ほどの鮎を捕えることが出来ました。地元の大人の人たちは、休日にもなると、朝早くからクーラーボックスを持って、そして弁当も持って、川でヒッカケで鮎取りをして、半日ほどで100匹以上、鮎を獲って帰って行きます。
 私も、大人になった今でも、夏の暑い時は、川で鮎取りをします。水で体を冷やす事も出来ますし、家族連れ等、色々な人が、川でバーベキューをしながら、取り立ての鮎を塩焼きにして食べています。田舎の夏の風物詩の一つであります。